平成21年10月20日 松本市教育会報 268号より
松本市立 芳川小学校
芳川小、創立百周年
芳川小学校は、学校教育目標「みんなを大事にし、力を合わせる子ども・たくましく体をきたえる子ども ・よく考え、やりぬく子ども」のもと「ニコニコあいさつ、モリモリ食べて、キビキビはたらき、考え合えるよしかわっ子」を合い言葉に、日々の教育活動を行っ ています。本校の取り組みの中で、学校目標(合い言葉)につながる活動を紹介します。
スクールファームでの活動。地域の方のご厚意で学校近くの畑を借り受け、JAや地域の方に農業指 導を仰ぎながら、主に三・四・五年生が活動してい ます。三年生は加工用トマト、四年生はホウキキビ、五年生は稲の栽培を行っています。種まきから水やり、草とり、収穫までを子どもたち、保護者、地域の方で協力して行っています。秋には、収穫祭も行い、子どもたちも自分たちで丹誠こめて作った作物を食すことで、より一層充実感が持てたようでした。
また、四年生のホウキキビ栽培については、芳川 地区特有のものということで総合の学習の時間にも位置づけられ、学習を深めることもできました。最後には、各自一本ずつ、自分たちで作ったホウキキビ を使って「荒神ぼうき」を一本ずつ持ち帰ります。
また芳川小学校は今年創立百周年を迎えます。 明治四十二年、芳川尋常高等小学校として開校し てから百年、当初は児童数419人でスタートした芳 川小学校も現在は800人を越える大規樹枝となりました。現在の校門横にも、開校当時に植えられた藤の木が.白年もの長い間芳川小の子どもたちを見守ってくれています。この記念すべき年に芳川小 学校の児童でいられたことを誇りに思い、これからの人生の糧にしていって欲しいと願っています。


旧校舎 トマトの収穫


稲刈り 校門横の藤の木