平成24年2月13日 松本市教育会報 279号より
松本市立 岡田小学校
学び、つなぎ、深める
例えば、人や自然を思いやり生 命を尊重してほしい、未知なることへの不思議さと冒険心をもってほしい、などと思いつつ。
我々がこれまでの人生や経験を通して培ってきた教育観や価値意識をもとに、互いに錬磨そして共有していくところに、教職員集団のもつ機能がいっそう増すものと考えられる。時代の流れが要請する「子ども像・教師像」。そして、地域の拠点である学校が求める「子ども像・教師像」。求められるではなく、求めるとなるべく存在を希求したい。
岡田小では、学校目標のもと縦割り班活動によって、里山を生かした全校「芥子坊主遠足」を約37年に渡り継続してきている。学年を超えたオリエンテーリングと飯盒炊さんは貴重である。一昨年度は東部学校給食センターの稼働により、本年度は岡田小あさひ分校の開校により、本校在籍の職員が増してきた。各々に特色ある職務を果たしながら、現在抱える教育課題である「食育」に、そして「個に応じた支援」にと、研修の充実を図っている日々である。


あさひ分校の運動会 縦割り班で行動する全校芥子坊主遠足


収穫した米を使って親子餅つき会(5年) 寄贈していただいた遊具で遊ぶ低学年