平成23年11月20日 松本市教育会報 286号より
松本市立 女鳥羽中学校
総合でのつながる学習
女鳥羽中学校長 窪田 守
女鳥羽中学校の、総合的な学習の時間の学校テーマは「私たちの街(松本)づくりを考える」です。一年から三年生まで系統的に、旅行的行事とも絡めての展開を図っています。
職員も地域を知らなくてはということで、学校サポート事業を利用し、昨年は岡田地区を今年は本郷地区を半日歩いての実地研修を行いました。
三年生は、「松本の文化」を地域の講師と共に松本手まり、七夕人形、郷土料理、大道芸、岡田の歴史、本郷の歴史の六講座に分かれて継続的に学びました。
本校には「PTAの日」という特色がある行事があります。十程度の講座に、保護者が参加して生涯学習的に、研修するというものです。今年はその中に三年生の総合で実施している講座を入れ、保護者と共に学びました。
そして、文化祭でそれまでの学習を各自がまとめ、パネルディスカッションを行いました。全校が共有し、つながる学習をする良さを感じています。