平成21年7月23日 松本市教育会報 267号より
松本市立 梓川中学校
梓川中学校は「強く 優しく思慮深く」を学校目標に掲げています。そして、この学校目標に迫る学習として、体験活動を大事に考えています。
その一つが二十数年前から行われているリンゴの摘果作業です。梓川の特産であるリンゴ作りを農家の方から学ぶことは、郷土理解につながるでしょうし、体を通し働くことで、忍耐力とか根気強さを養うことにもなります。さらには、農家からいただいたお礼を生徒会の資金とすることで、「自ら作り出す」ことを学ぶことにもなると考えています。
梓川地区内の障害者支援施設「梓荘」訪問では、障害を持った入所者と交流する中で、「支援できることしたい」という気持ちが生まれました。そして、生徒会のボランティア委員会が中心となり、年間通してアルミ缶集めを行い、そのお金を梓荘へ寄付しています。
その他にも総合的な学習での体験活動や朝読書などを通して、「強く、優しく、思慮深く」ある生徒が育まれる学校にしていきたいと思っています。
(校長 西牧健史)
